2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
雨。文芸サークルの部誌に小説を投稿していた後輩が気に入っているのか「濡れ鼠」という表現を多用していたことが何年経っても忘れられずにいる。
いなくなったフォロワーの読書メーターをさかのぼる。
一日の終わりにふらりと立ち寄ったブックオフをひとしきり物色し、何もめぼしいものがないことを確認して店を後にする。世界が終わる日まで同じルーティンの繰り返しである。
かなり久しぶりに本棚の整理をした。10年以上前に買って興味が失せた本を捨てる。
松浦寿輝の「あやめ」を読んだ。数年ぶりに旧友に会いに行った男が道中交通事故に遭うが、生死の区別がつかないまま子供の頃の生家があった秋葉原近辺の街を彷徨うという小説で、読んでいた時に先日亡くなった父方の祖父母のことをそれとなく思い起こした。…